コーナーガード開発ストーリー

どんなクッションがベストなのか?

商品のコンセプトや方向性が決まったあとは、市場に出回っている商品のリサーチを行いました。
Amazonや100均などの市販のクッションを合計300個ほど取り寄せ、検証を行いました。
これらを自宅のテーブルコーナーに接着し、
 
  • 耐久性 (コーナーガードがはがれないか?)
  • クッション性 (衝撃を守ってくれるか?)
  • デザイン性 (悪目立ちしないか?)
の3つの観点から、最も良いコーナーガードのは何か?を検証しました。
 

耐久性の評価

結論を先にお伝えすると、『丸型』のコーナーガードが一番おすすめ、という結果になりました。
耐久性を評価する上で、この丸型の形状は、剥がすときに親指で掴む部分の面積がとても小さく、大人でも剥がすのがかなり困難でした。
 
当初、しずく型のクッションの方がおしゃれで良さそうだと思っていたのですが、予想外にもこちらは少し力を加えるだけで剥がれてしまいました。
 
しずく型
しずく型
 
この二つの違いはなんだろう?と考えたときに、力学のモーメントの記事が参考になりました。
W: 物体の重さ 𝑎: 物体の高さ b: 物体の幅
点Aに糸を取り付け、水平右向きに大きさ𝑇の張力で引いた。はじめ直方体は静止していたが、𝑇を徐々に大きくすると、やがて点Bを回転軸として倒れた。直方体が回転し始めるのは、𝑇がいくらを超えたときか。正解:  『 W * b/2a  < T 』 (正直、ぜんぜん分かってません・・・😅)
 
つまり以下が言えると思います。
 
  • コーナークッションが重ければ重い(W)ほど、取れにくい。
  • コーナークッションの幅(b) が大きければ大きいほど取れにくい。
  • コーナークッションの高さ(a) が小さければ小さいほど取れにくい。
 
その視点で改めて見て見ると
左の丸の方が、 a(高さ)も小さければ、b(幅)も大きいから取れにくいのかなと思いました。丸型は、指で掴める部分がほとんどなく、親指と人差し指で力を入れようとしてもツルッと表面を滑ってしまい、赤ちゃんが剥がすのにとても難しそうな形をしてました。)
 

クッション性の評価

では、本当に衝撃を守ってくれるのか?を検証しました。
柔らかすぎず、固すぎず、ちょうどいい感じ
衝撃はしっかり守ってくれて、若干やや硬い感触がありました
勢いをつけると流石に痛かったですが、しっかり頭部の裂傷挫傷を防いでくれそうでした
娘にも協力してもらいました😍
クッション性も、丸型は問題なさそうでした。他の形状でも検証しましたが、概ね全ての形状できっちり衝撃を守ってくれました。なおクッション性だけでいうと、こちらが一番衝撃を吸収してくれました。
最高の衝撃吸収性を誇り、ダメージは全くありませんでした。
しかしこのクッション、剥がされやすいというデメリットがあります。以前我が家でもこのクッションを取りつけていたのですが、娘が頻繁に取り外してしまったという苦い記憶があり、非常に惜しいなと感じます。
 

デザイン性の評価

デザイン性を考える上で、2つほど分かれ道があると思います。
  • 可愛さ重視
  • インテリアとの調和重視
 
例えばですが、こちらをご覧ください。
 
すごい可愛いですね。この商品のレビューを見ても、満足度の高さが伺えます。
ただし、以下のデメリットがあります。
  • 可愛いがゆえに、子供たちが頻繁に触りそう
  • 大人やご高齢の方、オフィシャルな施設などには使いにくい
特に前者の子供たちの注意を引いてしまうという特徴は、クッションが取られてしまう危険性を増やしてしまう懸念があり、この路線で行くのはやめました。
インテリアをなるべく邪魔せず、子供たちが関心をもたないのは、どんなデザインなのだろうか?と考えた結果、『無色透明』という結論になりました。次に丸型の無色透明のクッションを、複数Amazonや中国の工場から取り寄せました。
特にびっくりしたのが、Amazonで売られている販売ページでは無色の画像という説明だったものの、いざ取り寄せると青みがかかっていました。また、あるクッションは薬品の変な匂いがついていたり、少し表面が濁ったりしてました。結果として、一番左枠のクッションが、最もインテリアを阻害しない優れたクッションと判断しました。
 
透明度高くて美しいです。
木目を邪魔しないです
以上から、この丸型のクッションをベースに改良する方針にしました。
 

安全性の評価

衝撃性は担保されたのですが、まだ赤ちゃんが舐めても大丈夫なのか?ということは保証できておりません。以下の品質評価機構に確認したところ、次の回答が得られました。
 
乳児が舐めたり、誤飲したりすることを想定した試験ならございます。ヨーロッパの玩具の安全性で重金属を測定するEN71-3という規格がございます。(約5万円~10万円/件)また日本の規格で食品衛生法の玩具の規格がございます。(約6万円/件)乳児が舐めても大丈夫かどうかということで、定まった規格ということになりますとこのあたりです。
ということで、クッションを食品衛生法の規格で品質を保証することにしました。(6万円の出費はとても痛いですが、こういうところはしっかりやらなきゃダメですよね・・・😂)
結果ですが・・・
品質検査報告書(一部抜粋)
全ての項目で問題なしとの結果でした!😁これで、赤ちゃんや小さな子供が舐めたとしても大丈夫なんだと、パパママは安心できますね。
 

まとめ

  • コーナークッションの形状としては、『丸型』が一番耐久性があった
  • クッション性に関しては、どの商品も一定以上の衝撃吸収性があった
  • デザインは、可愛い路線とインテリア調和路線の2つの流派があり、今回はインテリア調和路線を選択した
  • 商品販売ページ画像と実際に届いた商品との間で、「色味が違う」「濁っている」などの乖離があった
  • 赤ちゃんが舐めないように保証するためには、食品安全法の品質試験が必要だった
 
 

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