安全対策グッズにおける粘着テープの強さの評価方法について

 
 

目的

  • 安全対策商品の多くに、両面粘着テープが使われている
  • テープによって粘着力はさまざまだが、強力なテープといえどレビューでは粘着力が弱いという声があるように、基準や客観的な指標がわかりにという問題がある
  • 粘着力が悪いと安全対策商品はゴミ箱行きになってしまうので、ここのチェックをしっかりすることで、ユーザーの後悔を減らすとともに、メーカーが商品改良をするときの参考となることを目的とする
 

両面粘着テープの構造

粘着テープの構造について2023/3/14 6:582023/5/31 9:20
 
 

粘着テープの試験方法


Nittoの試験方法についての資料

  • タックの試験方法
  • 粘着力の試験方法
 
  • 保持力の試験方法

デクセリアスの試験

  • 保持力試験
  • 粘着試験
 
 

IMADAの試験

  • 90度の粘着試験
 

日本タック藤産業の粘着力試験

 

mybestの試験方法

まずは、強力両面テープの粘着力を以下2つの条件下で検証し、算出された平均の耐荷重を評価しました。
<条件①:定着直後の粘着力>
  1. 5つの被着材(金属・プラスチック・ガラス・木材・タイル)に強力両面テープを貼り、金属パーツをつけたものを3日間放置する
  1. 被着材を椅子に固定し、細かく耐荷重を算出するため、異なる重さ(0.1〜1.5kg)のペットボトルとダンベルを軽いものから順番に、テープが剥がれるまで金属パーツに吊るしていく
  1. それぞれの被着材における剥がれた時点の重さの平均を算出する
 
<条件②:定着1日後の粘着持続力>
  1. 上記と同様に金属パーツ付きの5つの被着材(金属・プラスチック・ガラス・木材・タイル)を3日間放置したあとに、1kgの重りを吊るし、24時間放置する
  1. ①の状態のまま、<条件①>の同様の検証を行う
 
いずれも耐荷重5kg以上を高評価とし、評価付けを行いました。
 
条件1で粘着力を、条件2で保持力を検証しており、手軽にできる方法として参考になる。
 
 

個人の検証法

JIS 規格のように、90 度、180 度でやると、どちらのテープも剥がれやすく、重さの微妙な調整が必要になり、安定した結果が出なかった。0 度は、テープが強力すぎた。そこで 45 度で実験を行っている。
 
 

考察

 
安全対策グッズには、粘着テープがついている。
しかしながら
  • 子供が引っ張って取れてしまった
    • 粘着力の問題
  • 粘着力が弱く、気づいたら取れてしまった
    • 保持力の問題
 
という声が多くみられる。
安全対策商品では、タックについての評価は重要ではない。
ゆえに主に粘着テープの試験は、保持力と粘着力の2つをすれば必要十分と考えられる。